愛すコーヒー。

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見るのは景色の先の景色。 映画「キャプテンマーベル」感想。※ちょっとネタばれ

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こんばんは、Novtakaです。

 

見るのは景色の先の景色。

 

映画「キャプテン・マーベル」のレビューです!

 

あらすじ

過去の“記憶”を失い、その代償として強大な力を得た戦士ヴァース。彼女の過去に隠された“秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?

出典元:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel/about.html

 

感想

 

マーベル作品は半数以上見てきましたが、

女性ヒーロー、強くあろうとする女性像を描く作品は

今までなく新鮮でした。

その中にも、ユーモア有り、サスペンスあり、涙ありで

それらのバランスが絶妙でした。

 

私はその中でも、私が書きたいのは

「敵だと思っていた相手が、

深く追求していくと

安心して暮らせる地を

求めているだけで、

本来の敵はこちら側にいた」

という展開です!

 

現代の日本に照らし合わせれば、

日本人には、耳が痛い話でもあると思います。

 

自分より、周りの空気を

読み行動する・・・

それが功を成すこともありますが、

空気を読みすぎるのは、

自分自身の存在を殺すことにも繋がります。

 

学生のときに夢を見ていた人が

やがて社会人になり、

空気を読むことを知り、

夢を見るよりは現実を考えるようになる。

 

これは当たり前の事で、誰しも目の前に

あるものやことに対し、考えます。

現実を見ることは必ず必要です。

 

ですが、その中に抑圧をしたもの、

もっと言えば

「抑圧しなくても良かったもの」

あるんじゃないでしょうか。

私はいっぱい、たくさんあります(笑)

 

それは、

例えば「宇宙飛行士になりたい」という夢から、

「仕事で残業したくない」という夢

(理想、という意味です笑)まで

何でも当てはまると思います!

 

夢や理想はジャンルを問いません。

「職業に就きたい」もそうだし、

今の「目の前の仕事に関連すること」もそうです。

 

身近な例で言えば、

仕事で

「周りの人が残業をしている中、

帰りたいけど帰りずらい・・・」

(理想は定時か残業でも早めに帰りたい)

という思いも、抑圧をされた感情です。

 

ここで、周りに合わせるのか、

それとも早く帰れるように動くのか、

に差が出ると思います。

 

早く帰れるようにする行動例は、

脱線するのでここでは書きませんが、

私が言いたい事としては

「抑圧された感情や

本来の気持ちに向き合い、

それに向かって動く」

ことは必要なことなのかなと

この映画を見て思いました。

 

見るべきなのは、目の前の景色、の先にある景色。

その為に、弱くても強くあろうとする人間でありたい。

と思います。

 

 

映画の主人公キャロル(キャプテン・マーベル)は、

今までテロリスト、敵だと思っていた相手を見極め、

どちら側に付くかを判断します。

 

その付いた側が本当に正しいのかどうか、

それは正直どうでもいい。

大切なのは、

深く追求し、調べた上で、

自分の意志で選ぶこと。

 

もっと言えば「自分の取る行動」を選ぶこと。

 それが人生、そして生活を豊かにする・・・

そんな気がします(/・ω・)/

 

本質的にそれに気づかせてくれる、

良い作品でした!!

 

あと、サミュエルLジャクソン好きな自分としては、

デジタル技術とやらで若いころの本人が

出てきたのは驚きでした。

技術もここまできたか・・・(爆)

 

あと、フューリーの眼帯の理由が、

猫に引っかかれたは本当にいらない真実でした(笑)

 

キャスト、ストーリー、アクション等どれをとっても

ハイレベルな作品なのでぜひ!!

 

終わり